フードロス削減と地域活性へ ふるさと納税返礼品の「おせち」取り扱い開始 クラダシ2021年12月14日
社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を運営する株式会社クラダシは、ふるさと納税の裏側で発生しているフードロスの削減と地域活性を加速させるため、ふるさと納税の返礼品であるおせちの取り扱いを開始した。
「和洋折衷 おせち 三段重(47品目 3~4人前)」が7979円
総務省がまとめた調査結果によると、2020年度のふるさと納税の受入額は約6725億円と前年度比約1.4倍、受入件数は前年度比約1.5倍の約3489万件と前年度から大幅に増加し、過去最高を更新した。多くの自治体がふるさと納税に取り組む一方、返礼品の不足を出さないための需要予測が難しく、結果として余った返礼品は自治体側で対処することになり、廃棄に回ることもある。
フードロスの削減と地域創生に取り組む同社は、ふるさと納税の裏側でロスとなる商品をKURADASHIで再流通させることで、フードロスの削減とふるさと納税制度の促進による地域活性をめざす。
今回販売するおせちは、「ふるさと納税」の返礼品として提供される予定だったもので参考価格3万2400円の「和洋折衷 おせち 三段重(47品目 3~4人前)」をメーカー協賛価格の7979円(税込)で提供。全47品目が入った豪華な三段重で、正月の定番おせちをフードロス削減に貢献しながら楽しめる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(132)-改正食料・農業・農村基本法(18)-2025年3月8日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(49)【防除学習帖】第288回2025年3月8日
-
農薬の正しい使い方(22)【今さら聞けない営農情報】第288回2025年3月8日
-
魚沼コシで目標販売価格2.8万~3.3万円 JA魚沼、生産者集会で示す 農家から歓迎と激励2025年3月7日
-
日本人と餅【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第331回2025年3月7日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「コメ騒動」の原因と展望~再整理2025年3月7日
-
(425)世界の農業をめぐる大変化(過去60年)【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年3月7日
-
ラワンぶきのふきのとうから生まれた焼酎 JAあしょろ(北海道)2025年3月7日
-
寒暖差が育んだトマトのおいしさ凝縮 JA愛知東(愛知)2025年3月7日
-
給付還元利率 3年連続引き上げ 「制度」0.02%上げ0.95%に JA全国共済会2025年3月7日
-
「とやまGAP推進大会」に関係者約70人が参加 JA全農とやま2025年3月7日
-
新潟県産チューリップ出荷最盛期を前に「目合わせ会」 JA全農にいがた2025年3月7日
-
新潟空港で春の花と「越後姫」の紹介展示 JA全農にいがた、新潟市2025年3月7日
-
第1回ひるがの高原だいこん杯 だいこんを使った簡単レシピコンテスト JA全農岐阜2025年3月7日
-
令和7年度は事業開拓と業務効率化を推進 日本穀物検定協会2025年3月7日
-
【スマート農業の風】(12)ドローン散布とデータ農業2025年3月7日
-
小麦ブランの成分 免疫に働きかける新機能を発見 農研機構×日清製粉2025年3月7日
-
フードロス削減へ 乾燥野菜「野菜を食べる」シリーズ発売 農業総研×NTTアグリ2025年3月7日
-
外食市場調査1月度市場規模は3066億円2019年比94.6% コロナ禍以降で最も回復2025年3月7日
-
45年超の長期連用試験から畑地土壌炭素貯留効果を解明 国際農研2025年3月7日