「未利用魚」を活用 江の島フィッシャーマンズマルシェに「ZACO YAKI」が登場2021年12月15日
江の島サスティナブル・シーフード運営事務局は12月18日と19日、神奈川県藤沢市の片瀬漁港で「江の島フィッシャーマンズマルシェ」を開催。新たなエシカルフードとして「未利用魚」を活用した「ZACO YAKI（ザコヤキ）」が登場する。
未利用魚を活用したたい焼き型のエシカルフード「ZACO YAKI」
"地産地消×サスティナブル"がテーマに開かれる「江の島フィッシャーマンズマルシェ」は、江の島でとれた魚や未利用魚を使用した地産地消フードを販売することで、海と漁業の魅力を知ってもらうことを目的に、2020年12月から開かれている。
未利用魚は、漁獲量が少ない、魚種としての知名度が低い、形が悪く傷がついているなどの理由から価値が付かない魚。日本の総水揚げ量の約3割になるといわれ、SDGsの中でも、「海洋資源の保全」「フードロス問題の解決」が掲げられている。
新たに登場する「ZACO YAKI」は、未利用魚を甘辛く煮込んだ具を、米粉と未利用魚のアラから取れた出汁をベースにした生地で包んだ、たい焼き型のエシカルフード。気軽に食べ歩きができるため、江の島の新しい名物になることをめざしている。
旬のサバや白身魚など種類も豊富な未利用魚の中から、12月は小サバを昆布や魚介の出汁と醤油・みりんで甘辛く煮込んだ和風だし味と、本格スパイスとトマトを加えて煮込んだキーマカレー味の2種類を用意。1個200円（税込）。
◎「江の島フィッシャーマンズマルシェ」開催概要
開催日：12月18日、19日
開催時間：9：00～18：00
開催場所：神奈川県藤沢市片瀬海岸2丁目20（所在施設：片瀬漁港）
未利用魚を甘辛く煮込んだ具がたっぷり
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