細胞培養肉の研究開発のインテグリカルチャーへ出資 食の未来ファンド2021年12月20日
食の未来ファンドを運営するkemuri venturesは、フードテック領域のスタートアップの事業成長を支援するため、細胞培養肉の研究開発を行うインテグリカルチャーに投資を実行した。
培養肉の製造に必要な細胞の成長因子や血清成分の作製は、これまでコスト低減が大きな課題となっていたが、インテグリカルチャーは、システム内で安価に成長因子・血清様成分を作製できるCulNet System(カルネット システム)と呼ばれる培養装置(特許取得済)を開発。これを活用するコンソーシアムを4月に構築し、大手事業会社を中心に12社以上が参画し、培養肉に限らず、細胞農業における幅広い活用をめざしている。
出資を決めた食の未来ファンドの岡田博紀代表は「培養肉は、将来のタンパク源不足や畜産業の地球環境負荷などの課題を解決する重要な事業領域。中でもインテグリカルチャー社は、培養肉研究を世界的にリードする企業で、『CulNet System』は培養肉量産化(製造コスト低減)への大きな一歩につながると確信した」と出資の理由を説明。インテグリカルチャー代表取締役の羽生雄毅氏は「農家から食品大企業まで、誰もがサステナブルな培養食品を作ることができるようオープンな細胞農業を実現することで、新たな食文化創生に貢献したい」と話している。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2024年7月16日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年7月16日
-
30年目を迎えたパルシステムの予約登録米【熊野孝文・米マーケット情報】2024年7月16日
-
JA全農、ジェトロ、JFOODOが連携協定 日本産農畜産物の輸出拡大を推進2024年7月16日
-
「雨にも負けず塩にも負けず」環境変動に強いイネを開発 島根大学・赤間一仁教授インタビュー2024年7月16日
-
藤原紀香がMC 新番組「紀香とゆる飲み」YouTubeで配信開始 JAタウン2024年7月16日
-
身の回りの国産大豆商品に注目「国産大豆商品発見コンクール」開催 JA全農2024年7月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で黒酢料理を堪能 JAタウン2024年7月16日
-
【役員人事】ジェイエイフーズおおいた(6月25日付)2024年7月16日
-
【人事異動】ジェイエイフーズおおいた(4月1日付)2024年7月16日
-
日清食品とJA全農「サプライチェーンイノベーション大賞」で優秀賞2024年7月16日
-
自然派Style ミルクの味わいがひろがる「にくきゅうアイスバー」新登場 コープ自然派2024年7月16日
-
熊本県にコメリパワー「山鹿店」28日に新規開店2024年7月16日
-
「いわて農業未来プロジェクト」岩手県産ブランドキャベツ「いわて春みどり」を支援開始2024年7月16日
-
北海道で農業×アルバイト×観光「農WORK(ノウワク)トリップ」開設2024年7月16日
-
水田用除草ロボット「SV01-2025」受注開始 ソルトフラッツ2024年7月16日
-
元気な地域づくりを目指す団体を資金面で応援 助成総額400万円 パルシステム神奈川2024年7月16日
-
環境と未来を学べる体験型イベント 小平と池袋で開催 生活クラブ2024年7月16日
-
ポーランドからの家きん肉等の一時輸入停止を解除 農水省2024年7月16日
-
JAタウンのショップ「ホクレン」北海道産メロンが当たる「野菜BOX」発売2024年7月16日