今年で36回目 牛乳産地へ「タオルを贈る運動」実施 パルシステム2021年12月21日
パルシステム連合会は、毎年恒例の「タオルを贈る運動」を実施。2022年1月10日~21日の2週間、酪農生産者へのメッセージとともに家庭に眠る未使用タオルを募集し、搾乳前に乳房をぬぐう作業などに使われ、酪農生産者の現場で役立てられる。
パルシステム連合会が1985年から実施している「タオルを贈る運動」。酪農生産者は搾乳する際、牛の乳房を清潔にしたり、牛舎や搾乳機械を清掃など大量のタオルを使う。一方、組合員の家には贈答品など保管したままのタオルが少なくないことから、家庭に眠るタオルという"未利用資源"を牛乳の産直産地に送り、良質な生乳生産に生かそうと呼びかけている。
組合員から寄せられたタオルとメッセージは、パルシステムの牛乳を生産する4つの産直産地(北海道「こんせん72牛乳」、埼玉県・茨城県「酪農家の牛乳」、埼玉県「酪農家の低脂肪牛乳」、岩手県「いわて奥中山高原の低温殺菌牛乳」)へ寄贈される。
2020年度(2021年1月実施)には、5万5110枚のタオルと5664通のメッセージを贈り、これまでに寄贈したタオルの累計枚数は、約253万枚にのぼる。36回目を迎えた今期は、2022年1月10日から21日にかけて配送の際にタオルとメッセージを回収する。
パルシステムが販売する4つの産直産地の牛乳
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