「東京二八そば」大晦日を前に「年越しそば」試食イベントが大盛況2021年12月24日
東京都麺類協同組合は、大晦日まであと10日あまりとなった12月22日、日本橋コレド室町テラス広場で、東京二八そばを振る舞う「年越しそば」の一般向け試食会を実施した。
試食のそばには各回とも行列ができた
「東京二八そば」は、江戸生まれ、東京育ちの名物「二八そば」を、未来へ継承するため、2019年に立ち上げられたブランドで、12月で2周年を迎えた。試食会の当日は、テラス広場に大型キッチンカーとテントを設営し、先着600食限定で、東京二八そばを提供する専門店が「温かい東京二八揚げ玉そば」を提供。1時間に100食で14時と15時の回はそれぞれ150食の提供を予定していたが、各回とも配布30分も経たずに終するほど大盛況の年越しそばイベントとなった。
試食会で振る舞われた「温かい東京二八揚げ玉そば」
日本古来の伝統の"年越しそば"を、将来も末永く町場のおそば屋さんで大晦日に食べてもらおうと企画された試食会。同組合の田中秀樹代表理事は「 のど越しと風味を一番美味しく感じられるのが二八そば。かつおぶしから出汁を取って、前日から入念な下準備をして提供しています。本日は手作りのできたてのおそばを、気持ちを込めてきっちりお届けできれば」と話し、一年の災厄を断ち切り、労をねぎらう「年越しそば」で、新しい年を迎える伝統のよさを伝えた。
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