食品残さの堆肥から栽培した地産地消米 埼玉県内の店舗限定で販売開始 コープみらい2022年1月25日
生活協同組合コープみらいは1月24日、食品残さを堆肥として活用して栽培した地産地消の米「無洗米彩のきずなエコ循環米(令和3年産)」を、埼玉県内のコープみらいのスーパーマーケットタイプの店舗で販売を開始する。
無洗米彩のきずなエコ循環米・食品廃棄物のリサイクル
「エコ循環米」は、埼玉県内のコープみらいの店舗などから出る野菜などの食品残さを、彩の国資源循環工場(埼玉県大里郡寄居町)で堆肥にリサイクルし、その堆肥を使用して栽培した米。地産地消の米として、2009年から埼玉県内のコープみらいの店舗で販売されている。
コープみらいは、食品リサイクルや地産地消の取り組みを推進し、県内生産者を応援。また、組合員が食育や農業、環境について親子で体験して学ぶ機会を設けており、生産者の「のりす株式会社」の協力で「田んぼの教室」(田植えや稲刈り体験)を開催している。店舗などから出る食品残さを堆肥に活用した地産地消の取り組みは、埼玉産直センター(深谷市)や川越地域生協出荷組合(川越市)の産直野菜でも行っている。
「無洗米彩のきずなエコ循環米(令和3年産)」の宅配サービスは1月10日から注文の受付を始め、1月24日週から配達している。
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