国産鶏種「はりま」200万羽達成記念フォーラム」開催 生活クラブ2022年1月26日
生活クラブは1月31日、日本国内で育種改良され、種の維持管理ができる国産鶏種「はりま」の年間導入羽数が、プロジェクト開始当初の目標達成に迫っていることから、国産鶏種“はりま”200万羽達成記念フォーラム」をオンラインで開催する。
生活クラブでは、日本国内で育種改良され、国内で種の維持管理ができる国産鶏種「はりま」(ブランド名称:丹精國鶏)を取り扱っている。国産鶏種は外国鶏種と異なり、日本の気候風土や嗜好にあった味などを目指した育種改良、食料自給率の向上に貢献できるなど多くのメリットがある。
種鶏・原種鶏の段階から国内で育種改良された純国産鶏種の自給率は、農水省調べによるとわずか1~2%。国内で自給できる種の維持と開発を目的に、育種から生産、加工、そして消費までの各ステージに関わる団体が、「はりま振興協議会」を形成し振興をすすめてきた。
生活クラブが1996年に群馬農協チキンフーズと始めた「国産鶏種はりま」実験の本格取組みは、2021年で20年の節目を迎える。今回のフォーラムは、同プロジェクトの開始当初に目標とした採算にのるための年間導入羽数が、2021年に200万羽達成が目前に迫ってきたことを記念して開かれる。
当日は、プロジェクトをともにすすめてきた団体と、生活クラブ組合員約200人がオンライン上に集合。国産鶏種の維持拡大の価値やこれまでの成果を共有し、今後の発展に向けた決意表明を行なう。
◎「国産鶏種"はりま"200万羽達成記念フォーラム」開催概要
日時:1月31日 15:00~17:00
開催方法:オンライン
視聴方法:ビデオ通信サービス「zoom」での配信
主催:国産鶏種はりま振興協議会
参集団体:(株)秋川牧園、群馬農協チキンフーズ、オンダン農業協同組合、全農チキンフーズ(株) 、JA全農、家畜改良センター、JA東日本くみあい飼料、生活クラブ連合会
重要な記事
最新の記事
-
多収米の契約栽培で供給増へ 主食用米全体の安定供給にも寄与 JA全農2025年3月6日
-
日本海側中心の大雪被害に早期の支払い JA共済連2025年3月6日
-
ニデック京都タワーに「北山杉」の木製品を寄贈 京都府森林組合連合会と農林中金大阪支店2025年3月6日
-
【人事異動】JA共済連(4月1日付)2025年3月6日
-
次世代の環境配慮型施設園芸の確立へ Carbon Xtract、九州電力、双日九州と実証事業開始 農研機構2025年3月6日
-
バイオスティミュラント新製品「ヒートインパクト」発売決定 ファイトクローム2025年3月6日
-
鳥インフル 米ワイオミング州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年3月6日
-
食用油の紙パックのリサイクルシステム構築 資源ごみとして静岡県裾野市で行政回収開始2025年3月6日
-
食品産業の複合展「FOOD展2025」10月開催 出展申込受付中2025年3月6日
-
果樹の新しい有機リン系殺虫剤「ダイアジノンMC」普及性試験を開始 日本化薬2025年3月6日
-
「オーガニック天平マルシェ」奈良・天平広場で開催 コープ自然派奈良2025年3月6日
-
野菜の機能性・健康効果に特化『野菜健康指導士』資格事業開始2025年3月6日
-
農林水産業専門の人材サービス「農業ジョブ」新機能リリース シンクロ・フード2025年3月6日
-
農薬がどの程度残りうるか 地理的・気候的条件から予測 岐阜大学2025年3月6日
-
農業に特化した就転職オンラインイベント「就農会議」参加者募集 あぐりーん2025年3月6日
-
乳酸菌発酵の力で肉を変える「乳酸菌発酵液」食肉事業者へ販売開始 明治2025年3月6日
-
日本生協連「くらしと生協」春アイテム「sweetweb.jp」で華やかに登場2025年3月6日
-
体験型野菜のテーマパーク「カゴメ野菜生活ファーム富士見」7日から営業2025年3月6日
-
完全電動農業ロボット「Adam」で欧州農業自動化、DXへ AG GROUPと提携 輝翠2025年3月6日
-
核のごみ問題を知る 専門家迎えオンラインイベント開催 パルシステム東京2025年3月6日