2月1日は「フレイルの日」フレイル予防の重要性を提案 キユーピー2022年1月27日
キユーピーは、健康寿命の延伸につながるよう、2月1日の「フレイルの日」を機に、高齢者だけでなく多くの人がフレイル予防の重要性を意識することを提案している。
「フレイル」は、年を取って筋力、認知能力、社会とのつながりなど心身の活力が 低下した状態で、2014年に日本老年医学会が命名。英語の「Frailty(虚弱)」という言葉に由来している。要介護の一歩手前の状態であるフレイルは、その兆候に気付き、日常生活を多方面に見直し、適切な予防対策を取れば、進行を緩やかにしたり、心身機能の低下を防いだりすることができる。
フレイル予防の柱は、「栄養」「運動」「社会参加」。柱の1つ「栄養」では、1日3食バランスよく食べることが全世代を通して大切となる。また、フレイル予防には、タンパク質の摂取が特に重要といわれ、おすすめの食材に"卵"がある。良質なタンパク源で、人間にとって必要な栄養素がほとんど含まれる卵は、不足しがちなタンパク質が補え、ほかの栄養素も一緒に体に取り入れられる食材。しかし、ビタミンCと食物繊維が含まれていないため、ビタミンC、食物繊維、カリウムなどを含む野菜と卵を一緒に食べると、より理想の栄養バランスに近づく。
キユーピーグループでは、従業員に向けてフレイル予防を啓発として、オフィスの執務エリアのサイネージにフレイル予防に必要な3つの柱や食事の取り方などを掲示。さらに「フレイルの日」に、東京2か所のオフィスの社員食堂では、自社商品のユニバーサルデザインフード「やさしい献立」を使ったメニューが並ぶなど、フレイル予防について日頃から備える大切さをグループ従業員が理解し、周囲に伝える動きにつなげることを目指している。
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