超高齢社会の健康維持へ ミールセット「NARO Style PLUS MEAL SET」販売開始2022年1月27日
株式会社フローウィング(兵庫県姫路市)と農研機構は、健康維持のための食事の開発に取り組み、「NARO Style PLUS MEAL SET」を完成。様々な分野へ商品を提供するとともに、健康サポートとして社会実装を行う。
NARO Style PLUS MEAL SETの特徴
国民医療費は2015年度の42.3兆円から2025年度には1.4倍の57.8兆円に増加するとみられ、このうち65歳以上の高齢者の医療費は、23.5兆円から34.7兆円に1.5倍に増加。医療費全体に占める割合も55%から60%に高まるといわれる。医療費の財源確保や保険料負担の増加が、個人消費や企業活動等の経済へ与える影響が懸念される中、国民が健康を維持できる環境の開発が急務となっている。
中でも、特定健康診査制度の基礎概念とされているメタボリックシンドロームは、内臓脂肪蓄積型の肥満をもつ人が高血圧、高血糖、高脂血症といった動脈硬化の危険因子を2つ以上もつ疾患概念。内臓脂肪の増加によりインスリン抵抗性の悪化やLDLコレステロールの上昇等を招くことから、内臓脂肪を増加させないことが重要とされている。
「NARO Style PLUS MEAL SET」は、内臓脂肪の低減が期待される「NARO Style弁当」の栄養成分に注目。おかずを3種類から4種類に増やして栄養成分を調整した弁当と、「べにふうき」緑茶スティックをセットとして量産体制を整えた。ミールセットは、おかず4種類、もち麦ご飯、「べにふうき」緑茶で構成されている。
冷凍庫で半年間保存が可能で、企業や施設など自社で調理可能な現場に対しては、ミールセット内容を業務用として湯せんパック(10〜20食分を1パック)で提供を予定。一日あたり20万食の量産が可能で、個人での購入のほか、企業の健康経営や薬局に配置など、食事の新しい形態として提案する。現在は10メニューだが、40メニューまで増やしていく予定。冷凍状態で全国に配送が可能。
健康サポート社会実装
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日