炊飯廃棄米をクラフトビールへ「箔米ビール」先行販売 ジパングカリーカフェ2022年1月27日
ジパングフードリレーションズ(大阪市北区)は、自社で運営するカレー店「ジパングカリーカフェ 」のFC店で廃棄される"まだ食べられるのに捨てられてしまう炊飯された廃棄米"をアップサイクルしたクラフトビール『箔米ビール−白金−』(ハクマイビール−シロガネ)を1月26日から応援購入サイトのmakuakeで先行販売を始めた。
日本全体で年間646万トンを越えるフードロスが問題となっており、中でも米を含む飲食事業者からの食品ロスは357万トンにのぼる。さらに、コロナ禍による飲食店の営業自粛などもあり、不安定な経営状態でフードロスが増加している。
アップサイクルの仕組み
カレー店ではどうしてもお米のロスが出てしまうことから、同社は廃棄される食材でも多くの割合を占める「炊いたお米」に着目し、廃棄される米を価値あるものに変換。『箔米ビール』は、シンガポール発の食品ロスをアップサイクルするフードテック企業CRUST JAPAN(大阪市北区)の技術提供を受けて開発された。FC店の食品ロスを本部が買い取りビールに変換し、店舗でビールを楽しめる循環システムでフードロス削減をめざす。
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