日本企業で初 IOCの「オリーブオイル理化学type B認証」を取得 J-オイルミルズ2022年2月3日
J-オイルミルズのオリーブオイル理化学分析チームは、国際オリーブ協会(IOC)が認定する「オリーブオイル理化学type B認証」を取得した。認定期間は2021年12月1日から11月31日まで。
同認証は、IOCが主催するオリーブオイル理化学認証試験を受験し、IOCが定める技能評価基準を満たした機関・団体に与えられる。同社のオリーブオイル理化学分析チームは、2018年12月に日本企業で初めて「オリーブオイル理化学type A認証」を取得。2019年と2020年も継続認定を受けた。このほど、type A認証よりさらに試験項目数が多い上位認証であるtype B認証を日本企業で初めて取得した。なお、今回のtype B認証試験で同社のオリーブオイル理化学分析チームは、エラースコア0(ゼロ)の最高成績を収めた。
J-オイルミルズのオリーブオイル理化学分析の様子
同社のオリーブオイル理化学分析チームは、定期的な訓練やモニタリングを受け、分析能力の維持・向上を図っており、その能力を国際水準に合わせるため、今回認証を取得したIOCのオリーブオイル理化学認証試験を毎年受験している。
同社はオリーブオイルの「鮮度」にこだわり、理化学分析の中でも、オリーブオイルの「鮮度」を計る基準と考え、IOCの理化学認証の検査項目にも含まれる「酸度」については、特に重要な検査項目のひとつと認識。現在、JOYL「AJINOMOTO オリーブオイル エクストラバージン」の原料のオリーブオイルは、IOCが定める国際基準より厳しい独自基準を設け、酸度0.3%以下のものだけを厳選してスペインから輸入している。
IOC主催 オリーブオイル理化学認証試験 試験項目、試験方法、認証期間(Type A認証/type B認証)
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