87.9%が「節約を意識」コロナ禍の買い物行動アンケート調査 日本生協連2022年2月4日
日本生協連は、「買い物行動についてのアンケート」の調査を2021年11月30日~12月6日の期間で実施。現在の買い物行動の実態を把握することを目的に全国の組合員を対象にWEBアンケート調査を行い、結果を発表した。有効回答数は4479件。
同調査は、日頃、節約を意識しているか尋ねたところ、「意識している」という回答は87.9%にのぼった。また、普段の買い物場所を選ぶ時に重視することを尋ねると、節約を「強く意識している」人のうち、約6割が「野菜・生鮮品」(60.4%)や「日用品」(59.8%)の価格が安いことを重視していると回答した。一方、新型コロナウイルスの流行により家での食事が増え、利用が増えている冷凍食品の価格を「重視している」と答えた人は、全体で3割程度にとどまった。
普段の買い物で、楽しみにしていることについて聞いたところ、トップ3に「商品を見ること、選ぶこと自体」(50.2%)、「新しい商品との出会い」(45.1%)、「ポイントを貯めること」(38.9%)がランクイン。また、「商品を実際に確認・体験できること」と回答した割合も4番目に多い36.4%となった。コロナ禍でネット通販の利用が増える中でも、リアル店舗ならではの体験を楽しむ様子がうかがえた。
また、ネットショッピングや通販を利用したときの困りごとは「サイズ感・量感・質感がつかめない」が最も多く31.3%。他にも「送料が高く感じる」(25.1%)、「品質に不安がある」(16.0%)などの回答が2位と3位を占めた。年代別に見ると20代では「買いすぎてしまう」が21.6%と、全体の平均よりも13.1ポイント高い結果。また、「セキュリティに不安がある」と回答した60代・70代はそれぞれ16.7%、14.6%にとどまった。
さらに、新型コロナ感染予防の対応が続く中、買い物への考え方にあてはまるものとして「時間をかけずに済ませたい」を重視する回答は80.3%で最多。「1か所で済ませたい」を重視する割合も67.2%となった。また、「いくつかの店を回ってでも安く済ませたい」ことを重視する人は3割程度で、コロナ禍では価格の安さにこだわるよりもコロナ感染予防を重視する傾向が見られた。
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