長野県小諸市におけるDX社会実験推進に係る協定を締結 カクイチ2022年2月8日
株式会社カクイチ、小諸市、独立行政法人都市再生機構(以下「UR都市機構」)、株式会社まちづくり小諸、ニューラルポケット株式会社及び一般社団法人こもろ観光局の6者は、長野県立会の下、令和4年2月3日にDX社会実験の実施に関する協定を締結した。

小諸市は、中心拠点の求心力を向上すべく、しなの鉄道等の公共交通や公共空間に屋外デジタルサイネージ等の情報発信技術を導入する。情報コンテンツ等を発信することで、市民や観光客の回遊が促進されることを実証する社会実験を連携して、推進することを目的に協定を締結した。今後、小諸市の持つ様々な魅力や資源、及び情報通信技術を活用して、持続可能なまちづくりの実現に向けて取り組む。
小諸市は、持続可能なまちづくりの実現に向けて、多極ネットワーク型コンパクトシティの理念に基づき小諸駅を核とする中心拠点における都市機能の集約を図っており、ハード面では市役所・図書館といった公共施設の整備が完了している。今後は、中心拠点に生まれる新たな魅力を発信することで、市民や観光客といった来街者の回遊を促進する取り組みが求められる。上記の取り組みの推進に当たっては、これまで以上に行政や地域、及び情報通信技術に長けた民間事業者等が一丸となって取り組みを進める必要がある。そうした中、小諸市とまちづくりの包括連携協定を定結しているカクイチ、及び社会実験の協力事業者とが相互に連携することにより、より一層の魅力と活力あるまちづくりを推進していくことを確認し、長野県を立会人として協定締結に至った。
小諸駅を中心とした小諸市中心拠点の求心力を向上すべく、情報通信技術を導入する。しなの鉄道等の公共交通や公共空間を活用した情報認知の拡大により、まちなかにおける市民や観光客の回遊が促進されることを、画像認識技術等を活用して実証する社会実験の実施を連携して推進することを目的としている。
本協定に基づく社会実験の主な取り組み事項として、「しなの鉄道」を基軸とした広域地域における観光MaaS事業の展開や小諸市中心拠点に関する情報発信が人流に与える効果の検証が挙げられる。
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