塩害から生まれた「ネギ」でクラフトビールを開発 千葉商科大学2022年2月9日
千葉商科大学(CUC)人間社会学部の勅使河原隆行教授ゼミナールは、商品開発を通じて地域活性化に貢献するため、オリジナルクラフトビールの第2弾「ネギラエール」を開発。限定150本で道の駅「オライはすぬま」(千葉県山武市)などで3月5日から販売する。
CUCオリジナルクラフトビール「ネギラエール」
「ネギラエール」は、千葉県山武市にある「道の駅 オライはすぬま」と共同開発。同学部は山武市と連携協定を結んでおり、学生53人が「山武市応援学生隊」に任命されている。
ビールの原料には、山武市の「海水ねぎ」を使用。海水ねぎは、2002年に発生した台風による塩害をきっかけに生まれたネギで、海水を葉にかけて栽培され、通常のネギよりも太く甘みがある。「ネギラエール」は、ほのかなネギの香りを感じられ、すっきりとしたクリアな味のビールで中華料理や鍋に合う。グラム単位でネギの量を調整し、度重なる試作を経て完成した。開発からビール工房や販売先との交渉、ラベルデザインに至るまで、同ゼミ3、4年生の計38人が関わった。
「ネギ×ビールでエールを!」をコンセプトに、これからの時代を生きる全ての人を"ネギ"らうとともに、"エール"を送るという意味で「ネギラエール」と名付けられた。ネギの花言葉には「くじけない心」という言葉があり、「この商品と共にどんな困難も乗り越えていこう」という思いを込めている。
道の駅「オライはすぬま」では3月5日~6日に販売イベントを実施。また、リカージャック富浜店(千葉県市川市)でも販売する。CUCオリジナルクラフトビール「ネギラエール」(330ml)は630円(税込)。
重要な記事
最新の記事
-
JAタウン「ローズポークおいしさまるごとキャンペーン」21日まで開催中2025年3月5日
-
医療研究に役立つ免疫不全ブタを小型化 広範な研究利用に期待 農研機構2025年3月5日
-
直進アシスト機能搭載 乗用全自動野菜移植機「PW200Rシリーズ」発売 ヤンマーアグリ2025年3月5日
-
鳥インフル 米インディアナ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年3月5日
-
窒素に頼らず肥料コストを削減 青森県でセミナー開催 農機具王2025年3月5日
-
大阪で食を支える先進企業が集結「あぐりナビ就活FES.」新卒・中途同時開催2025年3月5日
-
子育て、農業、福祉など35団体へ2000万円を助成 パルシステムグループ2025年3月5日
-
高温ストレス下で植物の発芽を調節 タンパク質の活性化機構を解明 明治大2025年3月5日
-
ミルクチョコ柿の種やアーモンドなど5種「亀田の柿の種 トレイルミックス」発売2025年3月5日
-
パルシステム公式X開設5周年記念プレゼントキャンペーン 17日まで実施2025年3月5日
-
タキイ種苗「2025年度 家庭菜園に関する調査」経験年数に関わらず人気は「トマト」2025年3月5日
-
3月は「蚕糸月間」3月14日を「蚕糸の日」に制定 大日本蚕糸会2025年3月5日
-
「農業者のための農協」貫く(1)JAみっかび組合長 井口義朗氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年3月4日
-
「農業者のための農協」貫く(2)JAみっかび組合長 井口義朗氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年3月4日
-
政府備蓄米売り渡し 2回目入札6万t 速やかに準備を 江藤農相指示2025年3月4日
-
創刊100周年 第66回全国家の光大会レポート2025年3月4日
-
7年産主食用米高騰の弊害を考える【熊野孝文・米マーケット情報】2025年3月4日
-
「JA全農杯全国小学生選抜サッカー大会」東北代表チーム決定 優勝は「Renuovens Ogasa FCジュニア」2025年3月4日
-
「JA全農杯全国小学生選抜サッカー大会」関西代表チームが決定 優勝は「ヴィッセル神戸U-12」2025年3月4日
-
【人事異動】全農(4月1日付)2025年3月4日