「粉」で広がるおいしい健康習慣「大麦粉」の普及プロジェクト始動 全国米麦改良協会2022年2月10日
全国米麦改良協会は、農研機構と全国精麦工業協同組合連合会の協力を得て、大麦粉を普及するための「大麦粉普及プロジェクト」を開始。小麦粉と同じように大麦粉を使うことで、より低糖質で豊富な食物繊維をおいしく食べることができる。
大麦は、日本でも200年以上前から食べられてきたイネ科の植物。2015年頃からその健康価値が注目され、消費が急速に拡大しており、炊飯時に米と一緒に炊いたり、ゆでたもち麦のぷちぷちとした新食感をサラダのトッピングにしたりと新しい食べ方が生まれている。
17日刊行の『おうちで作る大麦粉料理:低糖質、食物繊維たっぷりでおいしい!』
「大麦粉普及プロジェクト」は、通常の小麦粉料理の際に、大麦粉をプラスしたり、小麦粉の替わりに大麦粉を利用したりすることで、低糖質でおいしく食物繊維を摂取できることを啓発するため、大麦粉専門サイト「おいしさは健康~大麦粉がもたらす新習慣~」を開設。また、2月17日にはレシピブック「おうちで作る大麦粉料理:低糖質、食物繊維たっぷりでおいしい!」(小学館刊/1760円・税込)を出版する。同書は、料理研究家の有元葉子さん、松田美智子さん、ウー・ウェンさん、パティシエの小嶋ルミさん(オーブン・ミトン)、ブーランジェの割田健一さん(ビーバーブレッド)らがすすめする大麦粉料理を紹介する。さらに、2月17日からは、製菓・製パン材料のECサイト「cotta」に特別サイトを設け、大麦粉サンプリング企画を実施するなど、販売促進も強化していく。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日