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岩手県のイノシシ出没ハザードマップ作成 分布拡大の変遷から出没確率を予測2022年2月17日

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森林研究・整備機構森林総合研究所と岩手県立大学の研究グループは、岩手県で分布域を拡大しているイノシシの出没を予測するハザードマップを作成した。標高・植生・土地利用という誰でも利用可能なデータから予測でき、この手法はシカやサルなどの分布域を広げている他の哺乳類にも使える可能性がある。

2007〜2019年の出没データを用いて作成したイノシシの出没予測図。ハザードマップとして用いることが可能(左)、 出没予測図に、2018〜2019年に実際に出没した5kmメッシュ(□)を重ねたもの2007〜2019年の出没データを用いて作成したイノシシの出没予測図。ハザードマップとして用いることが可能(左)、
出没予測図に、2018〜2019年に実際に出没した5kmメッシュ(□)を重ねたもの

宮城県南部以北のイノシシは、明治期に一度絶滅したが、近年になり再度分布域が北方に拡大。岩手県でも2007年に目撃されて以来、現在は県全域で確認されるようになった。

同研究では、岩手県におけるイノシシの出没の変遷をまとめ、2007年〜2010年を移入期、2011年〜2017年を拡大期、2018年以降を定着期と呼べることを示した。さらに、種の分布モデルを用いた機械学習法により、岩手県内の出没予測図の作成を試みた。

その結果、標高・植生・土地利用の3つの環境データを用いることで、精度の高い出没予測図を作成できた。出没確率が高い地域では、まだイノシシが出没していなくても、今後出没し被害の発生が危惧されるため、この出没予測図をハザードマップとして用いることができる。また、岩手県と自然環境が似ており、最近になって目撃情報の相次ぐ青森県三八上北地方にもこのハザードマップは適用できると考えられ、全国各地で分布域が拡大しているシカ、サル、クマ類においても、同様の手法でハザードマップを作成し、被害防除に活用できると期待される。

同研究成果は2月9日、日本哺乳類学会の専門誌「哺乳類科学」でオンライン公開された。

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