農畜産物のコンテナ600個が貨物駅滞留 北海道の大雪影響2022年2月25日
北日本などの記録的な大雪の影響で、ホクレン農業協同組合連合会によると、北海道内のJR貨物駅で24日現在、ホクレンが扱う農畜産物のコンテナ約600個が滞留されている。道内の大雪は峠を越え、25日夜に線路は開通する見通しだが、貨物列車の運行再開については未定という。
ホクレンによると、道内では今月20日からの大雪の影響で貨物列車の運休が相次ぎ、24日現在、札幌駅をはじめJR貨物駅で農畜産物のコンテナ約600個が滞留しているという。また、線路上の除雪が進まないなど交通事情の影響で約1100個のコンテナ輸送に影響が出ているという。コンテナの中身は道外に輸送するタマネギやジャガイモ、米、砂糖などが中心という。
また、コンテナ以外でも20日以降の吹雪のため各地で通行止めが多発して陸送にも影響が出ていて、Aコープなどへの納品遅れが生じているという。
札幌管区気象台によると、道内の大雪警報は22日夜までにすべて解除されて大雪の峠は越えている。JR貨物からホクレンに入った連絡によると、25日夜に線路は開通する見込みだが、貨物列車の運行再開時間などは決まっていないという。
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