SDGs14項目に対応「金芽米(BG無洗米)松本産こしひかり」新登場 デリシア2022年2月28日
長野県で地域密着の食品スーパーを展開する株式会社デリシアは2月28日、プライベートブランド「信州生まれ」の商品として、SDGs14項目に対応するサステナブルな米「金芽米BG無洗米松本産こしひかり」を発売した。
金芽米(BG無洗米)松本産こしひかり
「信州生まれ」は、デリシアが2013年から販売する、信州の大自然が育てた安心・安全な素材を使って生産者やメーカーと共同で開発したプライベートブランド。持続可能な社会の実現に向けた取り組みとして、同ブランドでは初めて「サステナブル」に注目した商品を開発した。東洋ライスが開発したBG無洗米のサステナブルな一面を広く消費者に伝わるように商品パッケージをデザインし、米袋も環境に配慮した植物由来のプラスチックやインキを使用したものを採用している。
「金芽米(BG無洗米)松本産こしひかり」は、松本市にある中島屋降籏米穀の精米工場で製造され、その際に産出される「米の精」は、そのまま同商品の玄米に使われるJA松本ハイランド管内の田んぼに還され、全て長野県下で循環。フードマイレージへの貢献に加え、地産地消の推進にも貢献する。
「米の精」は、BG無洗米製造時に取り除かれた、とぎ汁の基となる「肌ヌカ」に保存性を持たせるために工場内で熱処理を加えた有機質資材。「米の精」を土壌に還すことで、土壌菌を短期間に増加させ、農作物の根に栄養成分を行き渡らせるための健康な土壌を生み出す。この上に、天然コメ由来のリン・窒素成分が土壌に染みわたることで栄養豊富な土壌が生まれ、更にコメの栄養価値を決める「酵素量」を増加させる。
また、栄養やおいしさにもこだわり、「精米方法」に着目。東洋ライスの独自精米技術により、コメの栄養と旨み成分が多く含まれる「亜糊粉層」を残した「金芽米」に仕上げており、おいしく、栄養豊富でありながら、普通の白ご飯と比較して、摂取カロリーが約17%、糖質が約14少なく済む。
同商品は、環境面に加えて、栄養バランス、摂取カロリー・糖質オフの面で健康に寄与。さらに地産地消にもつながることから、SDGsに照らし合わせると14項目に該当するサステナブルフードといえる。内容量2kg、4kg、8kgの3種類で、2月28日より順次、デリシア全店で販売。
「無洗米3つの約束」イメージ
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