これからの「農」の提言『あめつちの声をきけ―蘇る日本の農業環境』発売2022年2月28日
消費者と生産者を思いで繋げるインターネット上のコミュニティ「Good 農 ing Japan」のこれからの「農」の提言書『あめつちの声をきけ―蘇る日本の農業環境』(ゴマブックス刊、1000円・税込)が2月23日、Amazon でのPOD(プリント・オン・デマンド)書籍のほか、Amazon Kindleなど電子書籍ストアで発売された。
これまでの伐採や狩猟後、ほどなく回復してきた森林や生き物の総数は、再生が利用に追いつかず減少し、人類の生産活動により川や海が汚染され、世界の環境が少しずつ悪化してきている。その問題解決法として、自然と共生する日本の伝統的な農業が注目されている。南北に長い日本国土の伝統農法を、あてはまる気候と地域に紹介すれば、世界にその応用が効く可能性を秘めているという。
同書では、次世代の農業を真剣に考え、グローバル化した食料生産・加工の不合理や、大農法では獲得できない日本農業の多面的機能の価値を見出し、「Good 農 ing Japan」が提唱する、これからの「農」のあり方を紹介する。
「Good 農 ing Japan」は、音声SNS上に設立されたクラブ。毎朝午前10時~12時まで消費者と生産者を繋ぎたいという思いで毎日異なったテーマで開かれている"参加型ラジオ"で、メンバーは現在1200人以上。農家目線で旬の野菜を紹介しながら消費者、販売者、飲食店などと調理、保存方法の意見交換している。また、インスタライブを利用して作業風景を生中継したり、オリジナルグッズの頒布を行いながらも売上の一部をNPO法人「全国こども食堂支援センター"むすびえ"」へ寄付している。
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
変革恐れずチャレンジを JA共済連入会式2025年4月2日
-
「令和の百姓一揆」と「正念場」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
姿かたちは美しく味はピカイチ 砂地のやわらかさがおいしさの秘密 JAあいち中央2025年4月2日
-
県産コシヒカリとわかめ使った「非常時持出米」 防災備蓄はもちろん、キャンプやピクニックにも JAみえきた2025年4月2日
-
霊峰・早池峰の恵みが熟成 ワイン「五月長根」は神秘の味わい JA全農いわて2025年4月2日
-
JA農業機械大展示会 6月27、28日にツインメッセ静岡で開催 静岡県下農業協同組合と静岡県経済農業協同組合連合会2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
【スマート農業の風】(13)ロボット農機の運用は農業を救えるのか2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
「八百結びの作物」が「マタニティフード認定」取得 壌結合同会社2025年4月2日
-
全国産直食材アワードを発表 消費者の高評価を受けた生産者を選出 「産直アウル」2025年4月2日
-
九州農業ウィーク(ジェイアグリ九州)5月28~30日に開催 RXジャパン2025年4月2日