「流通品種データベース」運用開始 植物品種等海外流出防止対策コンソーシアム2022年3月15日
植物品種等海外流出防止対策コンソーシアムは3月14日、登録品種から一般品種まで、商標・商品名を含む流通名から、農業者や利用者が簡単に必要な情報を検索できる「流通品種データベース」を整備した。
簡易検索
日本では、多くの優良な品種が開発・利用されているが、これまで種苗法に基づく登録品種以外を一覧して検索することが困難だった。また、流通品種の中には、種苗法登録品種名称以外の流通名で通用されている品種もあり、登録品種かどうかを登録品種名称以外でも確認したいという要望があった。
個別検索
同データベースは、流通名による検索が可能で、権利に関する登録品種・一般品種情報や、登録品種の利用条件に関する海外持出制限、栽培地域制限等の情報を掲載。適切な品種利用を促進するため3月14日から運用を開始した。
検索方法は、簡易検索の場合、品種名、商品名、商標登録名を漢字、ひらがな、アルファベット、カタカナで入力する。また、個別検索の場合は、育成者権の状況、販売状況、輸出先国の指定等の項目にチェックをいれると絞り込める。
スマホで簡易検索もできる
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