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農研機構とスマートフードチェーン構築 青果の新しい輸送方法を開始 旭化成2022年3月16日

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スマートフードチェーン構築を目指し、2019年1月から農研機構と共同研究に取り組んできた旭化成は4月、同研究成果の社会実装として、大手物流業者と連携し、青果輸送に取り組む。これまで把握が難しかった青果物の輸送・保管条件を可視化し、データに基づいて流通を最適化することで、「フードロスの削減」と「環境負荷の軽減」に貢献する。

Fresh Logi密閉ボックスFresh Logi密閉ボックス

青果物は、収穫後も自らの栄養成分を消耗しながら生命を維持している。特に、ブロッコリー、アスパラガスなどの呼吸量の多い野菜類は、低温管理により呼吸を抑制し、植物体内のエネルギーの消耗を少なくすることで品質の低下を防ぐことができる。また、湿度管理により青果物のみずみずしさを保ち、結露による細菌やカビの増殖を防ぐことができ、収穫後に鮮度を高く保つための輸送・保管には、温度・湿度・ガス組成・菌数の適切な環境管理が必要になる。

同研究では、農研機構の持つ植物生理学の知見による青果物の劣化機構の解明や、それに基づく実証実験によりさまざまな青果物の品質保持条件を明らかにした。最適な輸送・保管環境の指標をつくり、消費までの劣化を減らすことでフードロスの削減に貢献することを目指している。

青果物の輸送は、冷蔵トラックが主流だが、輸送時のCO2排出や長距離トラックのドライバー不足が社会課題。この輸送を鉄道や船舶の利用へと転換する「モーダルシフト」が解決策の一つとされているが、多くの鉄道や船舶には冷蔵システムが無く、常温輸送となるため、青果物の輸送には向いていなかった。

一方、旭化成の「Fresh Logi密閉ボックス」を活用することで、温度・湿度・ガス組成など輸送・保管環境の適切な管理を実現。冷蔵システムが無い輸送手段を青果物の輸送に活用できるようになる。

さらに、密閉ボックス内の輸送・保管環境をセンシングし、農研機構のデータ解析技術と同社のインフォマティクス技術を用いることで青果物の鮮度を推定・予測する「Fresh Logiシステム」を構築。このシステムはクラウドにも対応しており、インターネットを介して輸送時の青果物の状況を「いつでもどこでも」把握することができる。

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