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離農問題の解決へ農業AI「フェアリーテイル」を開発 メルヘングループ2022年3月28日

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離農問題をAIで解決するメルヘングループ合同会社(東京都渋谷区)は、AIやIoTセンシング技術を駆使したスマート農業に特化したAIで、農業における技術継承や土壌診断、施肥設計、日常の育成状況モニタリングを簡単に確認できるAI「フェアリーテイル」を開発。4月にリリースイベントを行う予定。

離農問題の解決へ農業AI「フェアリーテイル」を開発 メルヘングループ

「フェアリーテイル」は、日常の農作業に必要なデータをタブレットやスマホに送信し、日常データ(気温・湿度・EC・育成状況データ)を表示させ行動解析する農業AI。これまでの日常データを送信し管理監視を行うものではなく、メルヘングループの技術で、農法の保存、属人技術の保存でき、次の作業予定を指示することで役に立つ次世代営農指導を提供する。

「フェアリーテイル」を駆使したAIの活用としては、宮崎県が実施している「みやざき新価値創造プロジェクト」に参加する各市と連携した農業ビックデータ解析やAI土壌診断等の活用を想定。また、埼玉県内の農業法人や篤農家との取り組み「次世代型循環式農業(NexAgSDGs)」で、育苗や育成状態モニタリングを開始。提携する岡田農園が第一期出荷を完了し、深谷市場で2月に深谷ネギ1位の評価を得た。

今後は、グリーンハウス、コンバイン・トラクター・農機、ECシステム、サプライチェーンシステム、太陽光発電システムとの連動を想定。同社は、各種事業者との連携を広げるためパートナーを募集している。問い合わせは(メール)inquiry@marchen.groupへ。

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