「消費者のおいしいで農家にエールを」 GODIVAと全農が"50年"でコラボ商品を展開2022年3月29日
今年創立50年を迎えるJA全農と、日本上陸50年を迎えるチョコレートメーカーの「ゴディバ(GODIVA)・ジャパン」が3月29日、記者発表会を開き、今後1年かけてチョコレートと日本各地の食材を生かした50のコラボレーション商品を開発・展開していくことを明らかにした。第一弾として、30日から福岡県産のあまおうイチゴ果汁を使ったジュレショコラなど4商品の販売を始める。
(左から)「宮崎県産日向夏ピール ミルクチョコレート」「福岡県産あまおう苺 ジュレショコラ」
「和歌山県産梅酒の梅 ダークチョコレート」「長野県産シャインマスカット ジュレショコラ」
ゴディバ・ジャパンとJA全農が共同プロジェクトを展開するのは初めて。いずれも"50年"の節目を迎ることが縁となってプロジェクトが企画された。
東京・日本橋で行われた記者発表会では、ゴディバ・ジャパンのジェローム・シュシャン社長が「日本には47の都道府県があり、おいしい食文化とチョコがマリアージュすることで面白い企画ができると思う」とあいさつした。また、JA全農の桑田義文専務は「世界を代表するチョコブランドと日本各地のこだわりの果物によるメニューを提供できることはうれしい。消費者のおいしいが農家へのエールにもなる」とコラボへの意気込みを語った。
30日からゴディバの限定ショップで販売されるのは、「福岡県産あまおう苺 ジュレショコラ」と「長野県産シャインマスカット ジュレショコラ」、「宮崎県産日向夏ピール ミルクチョコレート」、「和歌山県産梅酒の梅 ダークチョコレート」の4商品。JA全農が選定した果物を使ってゴディバが商品開発を進めたという。
両者は今回の4商品の販売を皮切りに、来年2月にかけて各地のフルーツとゴディバのチョコレートを使って50の新商品やメニューをゴディバの限定ショップやゴディバカフェ、全農が運営する「みのりカフェ」で展開する。
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