「食品ロスの削減に向けた施策の展開と国内外のフードテック最新動向」セミナー開催2022年4月4日
新社会システム総合研究所は4月22日、「食品ロスの削減に向けた施策の展開と国内外のフードテック最新動向」と題するセミナーをオンラインで開催する。
同セミナーではまず、「食品ロスの現状と削減に向けた重点施策」として農林水産省の大臣官房 新事業・食品産業部 外食・食文化課食品ロス・リサイクル対策室長森幸子氏が登壇。2015年の国連サミットで採択されたSDGs等の影響により、国際的にも食品ロスに関する関心は高まる中、農水省では食品事業者から発生するロスの削減に取り組んでいる。食品ロスの現状・課題や2030年度までに2000年度比で事業系食品ロスを半減させる目標達成に向けた施策として、3分の1ルールなどの商慣習の見直しやフードバンク活動の推進、消費者啓発取組等について説明。また、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する目的で令和3年5月に策定した「みどりの食料システム戦略」についても、概要を説明する。
また、「食品ロス削減に向けた国内外のフードテック最新動向」については、日本総合研究所の和田 美野氏が説明。日本国内では、「もったいない」の精神で、食品ロス削減に向けた様々な取組が行われ、フードテックの隆盛により、テクノロジーを活用した食品ロス削減に向けた取組も国内外で活発化している。同講演では、需給予測や食材の期限延伸、在庫・廃棄の見える化、アップサイクル、昆虫を利用した肥料化・飼料化等の食品ロス削減に向けた最新動向について紹介する。開催日時は、4月22日午後1時~3時40分。
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