2022年産「予約登録米」の募集受付を開始 パルシステム2022年4月5日
パルシステム連合会は4月12日、2022年度産の予約登録米の登録受付を開始。指定の銘柄を収穫から1年間、利用者の組合員に定期的に届ける仕組みで産地の持続可能な米生産を支えている。
予約登録米の産直産地のひとつ、
JA津軽みらい(青森県)で『エコ・青森つがるロマン』の田植え風景
予約登録米は、田植えの時期に組合員が予約登録した米を4週に1度、定期的に届ける仕組み。ライフスタイルに合わせて重量や配達週を選ぶことで、精米したてのおいしい産直米を食べ続けられる。東日本大震災や新型コロナウイルスの影響で、量販店から米がなくなってしまったときでも予約登録米は途切れずに配達。注文のし忘れを防ぐだけでなく、天候不順による非常事態でも優先的に届けられる仕組みとして、組合員から支持されている。
パルシステムの予約登録米は、安全性と環境保全にこだわる有機(コア・フード)とパルシステム独自の「エコ・チャレンジ」基準で栽培された米(北海道産を除く)。化学肥料や化学合成農薬にできるだけ頼らない環境保全型の栽培に取り組んでいる。1年分の購入を予約することで、計画的な米作りを支え、環境保全型農業の応援にもつながる。また、「作る」「食べる」の双方が安心できる制度として、次の世代の生産者を育てる「あと押し」にもなっている。
予約登録米 「エコ・秋田あきたこまち」
パルシステムの予約登録米は、全国的な冷害で深刻な米不足に陥った1993年の教訓から、1995年に始まり、今年で28年目。登録人数は順調に推移しており、2021年は18.9万人となった。
2021年産から、コア・フード米は有機農産物に限定して届けている。自然環境を守り、生きものとの調和を生かして育てられた有機米は、パルシステムのトップブランド。生きもの豊かな田んぼで育った米を食べ続けることで、地域の環境を守ることにつながる。
重要な記事
最新の記事
-
持続可能な食と農へ 農中と農研機構が協定2025年4月23日
-
将来受け手のない農地 約3割 地域計画で判明2025年4月23日
-
ふたつの「米騒動」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月23日
-
鳥インフル対策 大規模養鶏は分割管理を 農水省2025年4月23日
-
米の生産目安見直し 1.7万トン増産へ 北海道2025年4月23日
-
県内国公立大学の新入学生を秋田県産米「サキホコレ」で応援 JA全農あきた2025年4月23日
-
「岐阜えだまめ」の出荷始まる 初出荷は80kg、11月までに700t出荷へ JA全農ぎふ2025年4月23日
-
いわて純情米消費拡大月間がキックオフ JR盛岡駅前でおにぎり配布 JA全農いわて2025年4月23日
-
2025いわて純情むすめ大募集 純情産地いわての魅力を全国に伝える JA全農いわて2025年4月23日
-
【JA人事】JA常総ひかり(茨城県) 堤隆組合長を再任2025年4月23日
-
食べ物への愛と支える人々への感謝込め ニッポンエールからグミ、フルーツチョコ、ドライフルーツ詰め合わせ 全国農協食品株式会社2025年4月23日
-
カレー、ラーメンからスイーツまで 「鳥取の魅力」詰め合わせ JA鳥取中央会2025年4月23日
-
大自然から生まれたクリームチーズ 昔ながらの手作り飴に 蔵王酪農センター2025年4月23日
-
千葉県柏市「柏市公設市場」一般開放デー開催 市内JAが初出店2025年4月23日
-
新茶の季節に「お茶フェア」産地直送通販サイト「JAタウン」で初開催2025年4月23日
-
緑茶用品種「せいめい」全ゲノム配列を解読 多型情報解析を可能に 農研機構2025年4月23日
-
AIとIoT、新規センサを活用 スマート畜産排水処理技術を開発 農研機構2025年4月23日
-
「サツマイモ基腐病を防除する苗床の土壌還元消毒SOP」第2版を公開 農研機構2025年4月23日
-
第11回京都市場伊賀産肉牛枝肉研修会開く 伊賀産肉牛生産振興協議会2025年4月23日
-
充実の装備と使い勝手の良さで計量作業を効率化 農家向け計量器2機種を発売 サタケ2025年4月23日