米購入量の1%程度をフードバンクへ 産直米1.5トンを寄贈 パルシステム神奈川2022年4月8日
生活協同組合パルシステム神奈川は、対象となる米穀商品を購入すると重量の1%程度をフードバンクへ寄贈する「お米でつながるみらいアクション」を呼びかけている。このほど初回分として、1月から3月までの開始3か月間で1.5トン分の産直米を寄贈することになった。
日頃の宅配サービスの利用が地域支援につながる
「お米でつながるみらいアクション」は、JA新みやぎとJAいわて花巻産の米を対象に、パルシステム神奈川の組合員が購入した重量の1%程度をフードバンクかながわへ寄贈する地域の支援活動。代金は、パルシステム神奈川の「社会貢献支援積立金」で負担する。寄贈する米は、3か月ごとに集約してフードバンクかながわの拠点に近いパルシステム神奈川横浜南センターに納品。宅配事業のインフラを使用することで物流コストを抑える。
対象となる米穀商品の一部
呼びかけ開始から初めての集計となる1月から3月までの対象商品購入量は189トン。フードバンクかながわとの調整の上で、初回贈呈は1%相当の1.89トンのうち1.5トンを寄贈する。初回の引き渡しは、5月にフードバンクかながわで行われる予定。残りの重量分は次回以降に繰り越される。
パルシステム神奈川は、20年以上にわたりJA新みやぎ、JAいわて花巻と産直協定を結び、生産者と消費者の交流を継続してきた。「お米でつながるみらいアクション」を通じ、全国的な米余剰の課題を抱える米産地と、コロナ禍により深刻化する神奈川県内の生活困窮者への支援に貢献している。
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