発酵技術で代替肉を 大豆でSDGsに取り組む東北発ベンチャーが株式投資型CF開始2022年4月12日
大豆ミートの栽培から商品化までを一貫して手掛けることで食料自給率の向上を目指すベンチャーの株式会社食の力コーポレーション(山形県)は、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、4月16日から募集による投資申込みの受付を開始する。
同社は、他社から仕入れた発芽大豆ミートに畜肉エキスを独自配合することで「旨み」を特徴とした惣菜を展開。自社ECでの販売や大手通販会社での取り扱いや食フェスへの出店など販路を拡げている。今後はSDGsへの貢献により一層注力するため、耕作放棄地を活用した大豆栽培の内製化に取り組む。まずは、5月から自社で国産大豆の栽培をスタートする計画で、11月頃の収穫を見込んでいる。
さらに、プロバイオティクスを使用した発酵技術の確立を目指してテストを行っており、特許の取得を目指す。大豆そのものの栄養を高めた「プレバイオティクス大豆ミート」として加工していくことで他社の大豆ミートとの差別化を図る。募集期間は4月16日~20日。上限とする募集額は、4800万円。1口10万、1人5口まで。
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