「伝統のやぐら干し・産直大根ぬか漬けたくあん」新発売 パルシステム2022年4月13日
パルシステム連合会は4月18日、オリジナル商品「伝統のやぐら干し・産直大根ぬか漬けたくあん」を販売開始。宮崎県の産地「宮崎てげうめぇ会」限定の産直大根を巨大な「やぐら」で天日干しし、3か月以上熟成発酵させたたくあんで、これまで廃棄されていた産地限定の柿皮も活用している。
干し大根の一大産地、宮崎県に伝わる伝統製法「やぐら干し」。巨大な「やぐら」に大根を丸ごと干す風景は、冬の風物詩となっており、「大根やぐら」は、2021年に日本農業遺産に認定された。同商品は、昔から親しまれてきたこの風景を、後世にも残すことも考慮して開発された。
宮崎県伝統の「やぐら干し」製法
大根を干し始めるのは、冷たく乾いた西風が吹く11月中旬以降。この地域ならではの気候風土を生かし、約2週間にわたって天日干しをすることで、大根の中心部までしっかりと水分を抜く。寒波の際には凍結防止のためストーブをたく、雨が降ったときにはシートをかぶせるなど、生産者がさまざまな手間をかけて干した大根は、うまみが凝縮し、パリパリッと心地よい歯ごたえになる。
天日干しされた大根は、たっぷりの米ぬかと天日塩、とうがらしで漬け込み、3か月以上熟成発酵。ぬかで漬けることによって最大限に引き出された大根の味わいを生かすため、砂糖や塩など家庭にあるような調味料を中心にシンプルな原材料で仕上げた。
伝統のやぐら干し・産直大根ぬか漬けたくあん
大根は、産直産地「宮崎てげうめぇ会」産に限定。大根を育てる生産者とメーカーが密に連携をとり、たくあんづくりに最適な大根を加工している。さらに、たくあんの風味を深める柿の皮は、産直産地「大紀コープファーム」(和歌山県・奈良県)のものを使用。柿の皮はこれまでは廃棄されていたが、同商品をきっかけに有効活用されることになった。
「伝統のやぐら干し・産直大根ぬか漬けたくあん」は150g以上で322円(税込)。
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