「明治おいしい牛乳」キャップなどに環境配慮型素材を使用開始 明治2022年4月20日
明治は、新鮮な生乳のおいしさを届ける「明治おいしい」ブランドのキャップや注ぎ口などに使っているプラスチックについて、バイオマスプラスチックへの切り替えを、7月から順次実施。また、「明治おいしい牛乳」の市販用商品については、製造日を含む19日以上への賞味期限延長を4月上旬に完了した。
「明治おいしい牛乳」(900ml)のキャップや注ぎ口部分
同社は、2019年5月に政府が策定した「プラスチック資源循環戦略」で定められたマイルストーンに照らし、プラスチック資源循環の取り組み方針を策定。プラスチック資源循環の強化に取り組んでいる。「明治おいしい」ブランドについては、賞味期限を延長する取り組みを行っており、4月上旬の「明治おいしい牛乳」(125ml/125ml×3/200ml)の賞味期限延長の実施により、「明治おいしい牛乳」の市販用商品について「製造日を含む19日以上」への賞味期限延長が完了した。
7月からは順次、キャップや注ぎ口などに使用しているプラスチックについて、バイオマスプラスチックへの切り替えを実施。「明治おいしい」ブランドのキャップや注ぎ口の化石資源由来原料使用量について、年間約990トンの削減を計画している。また、キャップや注ぎ口などへバイオマスプラスチックを使うことで、容器のCO2排出量は、「明治おいしい牛乳」(900ml)で従来比で約10%、「明治おいしい牛乳」(450ml)では従来比で約15%の削減を目指す。
さらに、容器本体の紙パックに使用している素材について環境配慮型素材への切り替えや、容器本体の紙パックの軽量化についても検討する。
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