生産者支援 新潟県十日町産コシヒカリの「日本酒」限定発売 良品計画2022年4月25日
良品計画は4月29日、新潟県十日町市の松代地区で生産されたコシヒカリで醸造した新酒「日本酒」純米無濾過原酒を数量限定で、無印良品の9店舗と十日町市内外の酒販店で販売する。
新潟県十日町産コシヒカリで造った新酒「日本酒」
この「日本酒」(1800円・税込)には、酒造用に栽培された酒造好適米ではなく、飯用米(十日町産コシヒカリ)を使い、120年以上の歴史をもつ新潟県十日町市の松乃井酒造場が醸造した。地元のコシヒカリをを豪雪の雪解け水で醸した、無垢な酒の風味をそのまま味わえるよう、濾過せず原酒のまま瓶詰めした。米の風味と華やかな香りを楽しめるやや辛口で、酒粕の漬物や山菜の炒め煮など、越後妻有ならではの食文化や食材と合わせるとおいしさがさらに引き立つ。
十日町市は良質な米の産地で、なかでも松代地区は「星峠の棚田」をはじめとした日本有数の棚田が広がる地域。同地区の棚田は、越後妻有里山協働機構や新潟県十日町市が運営する「大地の芸術祭」のプロジェクトの一つ「まつだい棚田バンク」によって耕作、維持されているが、急斜面にある狭い耕作地が多いため農機が入れず人の手間がかかる。また、高齢化で生産者が減少していることもあり、水田の維持が課題となっている。
同社は、2020年9月に十日町市と連携協定を締結、同機構と連携。大地の芸術祭をはじめ、地域社会の発展と地域活性化の推進を目指す取り組むなかで、松代地区の水田維持の課題を知り、生産者支援のため、松代地区の棚田で生産された飯用米を使った日本酒を2021年から企画・販売している。
◎販売場所
<無印良品>
無印良品銀座、無印良品東京有明、無印良品新百合丘オーパ、無印良品直江津、無印良品グランフロント大阪、無印良品難波、無印良品京都山科、MUJIキャナルシティ博多、無印良品シエスタハコダテ
<十日町市内>
道の駅クロステン、宮幸酒店、酒のいまい、食料品と総菜の店だいも、松之山温泉おみやげの店十一屋商店、地酒処まつばや酒店、十日町市総合観光案内所TOCCO、越後妻有里山現代美術館MonET、まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」
<十日町市外>
越後湯沢の酒店タカハシヤ、美酒考房西巻酒店、吉川酒店
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