"地産地消"テーマに「名古屋ワイン」プロジェクト始動2022年4月27日
名古屋市栄の商業ビル・サンシャインサカエを運営する京楽エンタテインメント・リテイルズは、愛知・常滑でワイン造りを手がける株式会社ブルーチップと「名古屋ワイン」プロジェクトを開始した。
「名古屋ワイン」の販売に向けて始動
食品の偽装表示や農薬問題などもあり、消費者の食の安全性への関心が高まる中、フードロスやフードマイレージの観点からも、あらためて"地産地消"の重要性が注目されている。京楽エンタテインメント・リテイルズは、SDGsにもかなう"地産地消"をテーマとした新たなビジネスとして「名古屋ワイン」プロジェクトを始めた。
「名古屋ワイン」は、全国的にも珍しい"アーバンワイナリー"を名古屋市内に建設し、国が定めるワインのラベル表示基準に基づき、名古屋市で育ったブドウを使い、名古屋市で醸造するワイン。すでに、「東京ワイン」や「大阪ワイン」は存在するが、「名古屋ワイン」は初の試みとなる。
名古屋市緑区の畑に植えたブドウの木
今春に名古屋市緑区にブドウ畑を整備し、ワイン用ブドウの栽培を始め、同市西区円頓寺商店街内にワイン醸造所を建設。ブドウ栽培と醸造をブルーチップが担当し、マーケティングとブランディングを京楽エンタテインメント・リテイルズが担当する。名古屋市内で育てたブドウを使い、市内で醸造する「名古屋ワイン」は2025年の販売を予定している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日