バラ酵母使用「一ノ蔵純米吟醸プリンセス・ミチコ」数量限定で発売2022年4月27日
一ノ蔵(宮城県大崎市)は4月20日、東京農業大学がバラの「プリンセス・ミチコ」から分離した花酵母を使った「一ノ蔵純米吟醸プリンセス・ミチコ」を数量限定で発売した。
「プリンセス・ミチコ」は美しいオレンジ色と上品に香る可憐なバラで、美智子上皇后陛下が皇太子妃時代に英国から献呈された。このバラの花酵母で醸したお酒が「純米吟醸 プリンセス・ミチコ」で、柑橘系のような香りに薔薇のような高貴な香りが漂う透明感のある味わいが特徴。
花由来の酵母は、1998年に東京農業大学で花からの酵母分離に成功。2017年、醸造科学科微生物工学研究室で、バラの品種である「プリンセス・ミチコ」から花酵母を分離することに成功した。「東京農業大学バラ酵母PM-1」として東京農業大学OBが経営する国内酒蔵8蔵のみに使用が認められている。一ノ蔵の手作りにこだわる蔵人たちが醸すバラの花酵母のお酒を楽しめる。「一ノ蔵純米吟醸プリンセス・ミチコ」(720ml)は3300円(税込)。
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