ポケットマルシェが「株式会社雨風太陽」に社名変更「親子向け地方留学事業」開始2022年4月27日
国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社ポケットマルシェ(岩手県花巻市)は4月25日、社名を「株式会社雨風太陽」へ変更した。「都市と地方をかきまぜる」を新ミッションとして掲げ、親子向けの地方留学事業を新たに開始する。
株式会社雨風太陽代表の高橋博之氏
新事業の「地方留学事業」は、「都市と地方をかきまぜる」新たな取り組み。コロナ禍を経て雇用形態が柔軟化し、リモートワークやワーケーションが浸透し、場所を問わず働ける社会が実現しつつある。さらに、同社がこれまでに築いた生産者6700人のネットワークを活用することで、全国の生産者のもとに、都市生活者が長期間訪れることが容易になった。
同社は、「都市と地方をかきまぜる」を新たなミッションに掲げ、年齢が若いうちから都市生活者が地方を実際に訪れ、その土地の自然・文化・食に長期間触れられる機会を提供。多様な地域を次世代に残していくため、同事業を通じて、生産者が収入を得る機会を「生産」以外にも増やすことで、生産者の所得向上に寄与していく。
この事業では、生産者のもとで自然に触れ、命の大切さを学ぶ「親子向け地方留学プログラム」を開催。プログラムは体験・宿泊・地域内移動を含み、2024年中には1000家族以上の受け入れを目指す。
同社代表の高橋博之氏は「私たちは、生産者のさらなる所得向上に寄与し、雨や風、太陽のように地域社会に循環をもたらし、活性を促していきます。そうすれば、その土地固有の自然、歴史、風土を背景に、文化的独自性と経済的自立性を持った多様な地域が百花繚乱する日本を、未来に残していく道が開けると確信している」と話している。
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