ひとり親家庭の高校生を支援「コープみらい奨学生」新たに600人を決定2022年5月10日
コープみらい社会活動財団と生活協同組合コープみらいは、2022年度「コープみらい奨学生」として、新入生396人と在校生204人の計600人を新たに決定した。
コープみらい財団の奨学金給付事業は、4月に高等学校・高等専門学校に入学する1年生と在校生(進級する2年生・3年生)で、経済的な負担が大きいひとり親家庭などを対象にした、コープみらいの組合員向けの制度。今期は2月7日から4月8日の期間で募集した。
コープみらい財団は、子どもの貧困問題の解決の一つとして、奨学金給付事業を2018年4月入学の新入生から開始。同事業に賛同するコープみらいの組合員が「奨学金応援サポーター」になり、毎月一定金額(1口100円以上)を預かる『奨学金応援サポーター募金』を主な財源としている。組合員同士が助け合う奨学金制度で、奨学生に月額1万円を返済不要で給付する。
近年はコロナ禍で苦労する家庭や、学生を支援したい「奨学金応援サポーター」が増えており、今期の募集人数は昨年の2倍となる500人とした。また、今期は中学校長会などが協力し、高校受験を迎えるひとり親家庭に奨学金事業を通知。その結果、応募者が前年比147%と大きく増加したが、年間1億円を超える募金が集まったため、給付の採用者を100人増やし、600人とした。採用後の奨学生の総数は3学年合計で1047人なっている。
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