ドローンによる「樹木医リモート診断サービス」提供開始 アーバンエコリサーチ2022年5月11日
株式会社アーバンエコリサーチは、ドローンを利用した樹木医の樹木診断を効率化するサービス「樹木医リモート診断」の提供を開始した。
「樹木医リモート診断」は、マルチスペクトルカメラ搭載ドローンで樹木医が樹木を診断する仕組み。樹木医だけでなく、樹林や危険木管理が必要な官公庁や山林所有者の利用を想定している。
このサービスにより、広大な山林などで樹木1本づつの現地確認が不必要となり、時間を削減できるとともに、樹木医が何度も現地に行く必要がなくなりコスト削減につながる。また、危険な地域への立ち入りが減り、事故を防止。倒木や危険木などがあった場合は、GNSS(衛星測位システム)で正確にその位置が判り、客観的なデータに基づいて樹木の育成状況を的確に把握できる。
今後は、農薬散布ドローンとの連携により遠隔散布を可能としていく。また、拡張機能により、NDVI画像以外のデータ収集と活用を図り、樹木だけでなく、地形データなどと連携することで、災害に対するリスクヘッジを行うための基礎データの提供をめざす。
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