梅雨入りは平年並 梅雨明けは全国的に平年より早い傾向 ウェザーニューズ2022年5月11日
ウェザーニューズは5月10日、2022年の「梅雨入り・梅雨明け見解」を発表した。今年の梅雨入り時期は平年並で、梅雨明けは全国的に平年より早い傾向。梅雨の総雨量は平年並の予想だが、6月下旬から7月上旬は大雨災害に警戒を呼びかけている。
今年は、5月上旬から前線が沖縄付近に停滞するようになり、沖縄で平年より早い梅雨入りとなった。今後、5月下旬から6月中旬にかけて梅雨前線が本州付近まで北上し、九州南部から東北まで平年並の梅雨入りとなる予想。一方、7月は平年より早く太平洋高気圧が北への張り出しを強め、全国的に平年より早く梅雨明けする見込み。
梅雨期間中の総雨量は、全国的に平年並となる予想。雨のピーク時期は、沖縄・奄美で5月下旬、九州・中国・四国で6月下旬〜7月上旬、近畿から関東にかけて6月下旬、北陸・東北では6月下旬〜7月上旬になると予想される。各地方で大雨のおそれがあり、河川の増水、家屋への浸水、土砂災害などに注意が必要。ウェザーニューズでは、本格的な雨の季節に備え、側溝や雨どいの掃除など、対策をしておくよう薦めている。
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