北海道農業の人材不足解決へ「北農5連」と業務提携 YUIME2022年5月11日
一次産業の課題解決プラットフォーム「YUIME Japan」の運営と人材支援サービスを手がけるYUIMEとJA北海道中央会は、「北農5連」(JA北海道中央会、JA北海道信連、ホクレン農業協同組合連合会、JA北海道厚生連、JA共済連北海道本部)で構成される"北農5連JA営農サポート協議会"における農業労働力支援の取り組みで業務提携した。
YUIMEは、全国の農業における繁忙期の短期的な人材不足を産地間連携することで解消し、一年を通してさまざまな地域・品種・農作業に関わる経験を培ってきた。今回の業務提携ではその強みを生かし、北海道農業の実態に応じた農業経営を守り、生産力を維持・拡大。主に、(1)農業現場等における人材確保および農業現場への人材提供、(2)取組事例の周知と普及、(3)その他、協議により必要と認められる事項の3点の業務で連携する。
北農5連で構成する「北農5連JA営農サポート協議会」は、令和元年度から3か年に渡り北農5連JA営農サポート事業を実施。JAなどによる人材確保の取組みや農業者への専門的な相談対応等の後押ししてきた。
令和4年度については、新たなサポート事業の一つとして、農業労働力対策事業(担当:ホクレン)を創設し、4月1日でYUIMEを含むパートナー企業4社と業務提携契約を締結することで、パートナー企業との連携を図る。また、農業現場における人材確保と農業現場へ人材の提供を始める。
今回の業務提携にあたり、ホクレン営農支援センター長の保科友紀氏は「パートナー企業は、キャリアバンク、YUIME、鎌倉インダストリーズ、JTBの4社。労働力分野では人材確保と人材供給に実績がある、または実績が見込まれる有望な企業で、北海道農業の抱える課題解決に力を発揮していただけるものと期待している」とコメントしている。
重要な記事
最新の記事
-
【第45回農協人文化賞】人との出会いに感謝 福島県・会津よつば農協組合長 原喜代志氏2024年8月14日
-
【第45回農協人文化賞】努力する人は希望を語る 共済事業部門 鳥取県・JA鳥取西部前代表理事専務 植田秋博氏2024年8月14日
-
【第45回農協人文化賞】「なくてはならない」組織に 経済事業部門 JA岡山会長 宮武博氏2024年8月13日
-
【第45回農協人文化賞】全ては組合員のために 経済事業部門・JA全農ぐんま 前副会長 大澤孝志氏2024年8月13日
-
関東早場米も店頭5㌔2500円以上が売価に【熊野孝文・米マーケット情報】2024年8月13日
-
【第45回農協人文化賞】きのこが健康けん引確信 営農経済部門・日本きのこマイスター協会理事長 前澤憲雄氏(長野県)2024年8月10日
-
【第45回農協人文化賞】土づくりへのこだわり 営農経済部門 秋田県・JA秋田しんせい前常務 高橋徹氏2024年8月10日
-
シンとんぼ(105) -みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(15)-2024年8月10日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(22)【防除学習帖】 第261回2024年8月10日
-
土壌診断の基礎知識(31)【今さら聞けない営農情報】第261回2024年8月10日
-
【第45回農協人文化賞】「小さな協同」の実践を目指して 一般文化部門 長野・JA松本ハイランド組合長 田中均氏2024年8月9日
-
【第45回農協人文化賞】「草の根運動」とともに 一般文化部門・JA広島中央会元専務 坂本和博氏2024年8月9日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 香川県2024年8月9日
-
【注意報】果樹カメムシ類急増で被害多発のおそれ 滋賀県2024年8月9日
-
【注意報】ミニトマト、トマトにトマト黄化葉巻病 県中部で多発のおそれ 和歌山県2024年8月9日
-
【注意報】ネギ、ブロッコリー、ダイズにシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年8月9日
-
(396)首都の場所:赤道ギニア共和国【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年8月9日
-
【'24新組合長に聞く】JA碓氷安中(群馬県)戸塚勉組合長 野菜のブランド産地へ (5/31就任)2024年8月9日
-
米の品種や食味などを分析 米品質診断パッケージ、キャンペーンを実施中 サタケ2024年8月9日
-
北海道産赤肉メロンのパフェとかき氷 期間限定で登場 銀座コージーコーナー2024年8月9日