タイの植物肉ベンチャーLOTTOFOODへ植物肉「ミラクルミート」を提供開始 DAIZ2022年5月12日
発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・生産するDAIZは、タイ大手財閥TOAが2021年8月に立ち上げた植物肉ベンチャー企業のLOTTOFOODへ、植物肉原料として「ミラクルミート」の提供を4月から開始。同社として初の海外への本格的な提供となる。
LOTTOFOODは、タイ大手財閥TOAグループのSherwood社（タイ証券取引所上場）と、LOTTOFOOD CEOのSitthirat氏が経営するLeafy Queen社によるジョイントベンチャーで2021年8月に創業。タイで植物由来肉の市場が開花した2021年に植物肉事業に将来を見出し、植物肉由来に特化した事業を始めた。
このほど、DAIZの植物肉「ミラクルミート」を原料に、プライベートブランドとして「TONKATSU（とんかつ）」、「HAMBURG（ハンバーグ）」、「SAUSAGE（ソーセージ）」を製品化。飲食チェーン店や小売流通関連企業を対象に販売を初めており、タイ国内で日本食チェーン店「とんかつ かつや」、「天丼 てんや」、「大戸屋」、「ペッパーランチ」などの店舗を展開するセントラルグループでトライアル検証の段階で採用が決まる見込み。また、6月には各種SNS・プラットフォームを活用したソーシャルコマースを中心に一般消費者向けの販売開始を予定している。今後、LOTTOFOOD社はタイ国内だけでなく、アジア市場へも展開を拡大を予定。
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