買い物支援の移動スーパー「とくし丸」業界初1000台を突破2022年5月19日
食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地の連結子会社である、株式会社とくし丸は、運営する移動スーパー「とくし丸」が5月に稼働台数が1000台を突破したことを発表した。移動スーパーの稼働台数が1000台を超すのは移動スーパー業界で初めて。
移動スーパーとくし丸
とくし丸は、高齢化や単身世帯の増加、地元小売業の廃業、既存商店街の衰退等により、過疎地域だけでなく都市部でも、高齢者などを中心に食料品の購入や飲食に不便を感じる"買い物難民"の支援を目的として2012年1月に徳島県で創業。地域に根ざした移動スーパー「とくし丸」のサービスを提供し、提携スーパー、販売パートナーと共に事業を推進している。5月時点で全国で143社のスーパーと提携し、約15万人に利用されている。
販売の様子
多店舗展開するスーパーとの提携増加や、増車の仕組み化を進めたことにより、年間220台の増車となった。月間流通総額は、2021年12月に20億円を超え、2021年の年間流通総額は212億円となり前年比+140%。日販平均も10万円を超え、年間を通し安定的に推移している。販売パートナー向け事業説明会の問合せ数は、オンライン説明会を2020年に開始してから増加。年間1000件以上の問合せが来ている。
創業から10年間、買い物支援に携わってきた同社は、数年かけて利用者からヒアリングを重ねた結果、「高齢になると自身の生活上の課題を言語化することも難しくなる」ということが判ってきた。こうした高齢者特有の課題に寄り添った新たなサービス構築のため、協業企業とのサービス開発をめざしており、共に高齢者の生活の課題解決に取り組む企業を募集している、問い合わせは、QRコードと問合せリンクから。
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