「生活クラブ・虹と風のファーム」千葉県八街市で営農型太陽光発電設備を開始2022年5月25日
生活クラブ生活協同組合千葉は、社会福祉法人生活クラブ(生活クラブ風の村)と千葉県八街市で運営する農場「生活クラブ・虹と風のファーム」に営農型太陽光発電設備「ふぁそらん」を設置。この地域での農と再生可能エネルギーの自給開始を記念して5月19日にオープニングセレモニーを行なった。
オープニングセレモニーの参加者。
看板右から大木副市長、生活クラブ千葉福住理事長、
前列右が社会福祉法人生活クラブの池田徹理事長
セレモニーには、八街市の大木俊行副市長をはじめ、農場関係者や太陽光発電設備建設をコーディネートした人など総勢29人が臨席。当日は、「ふぁそらん」の看板の除幕式、さつまいもの苗やひまわりの種の植え付けのほか、千葉ダルクによるエイサーの披露があり、にぎやかにオープンを祝った。
虹と風のファームは千葉県内における耕作放棄地の削減と、多様な人が参加して農業の多彩な効用を享受するユニバーサル農業の実践の場となることをめざし、2019年に開園。今年4月には障がい者就労支援事業所「農仲舎八街」の就労の場にもなっている。虹と風のファームは「ふぁそらん」の稼働により、食とエネルギーを自給し、そして多様な人たちが集まり、働き、かかわりあう再生と共生の場所になった。
ソーラーパネルは遮光率約30%で野菜にもきちんと日光が当たる
生活クラブ千葉の福住洋美理事長は「生活クラブでは環境省が提唱するローカルSDGsを推進しています。その土地で、そこに住む多様な人たちが関わって、地域を活性化していくというような取組みです。生活クラブは共益組織ですが、地域のために、という使命を持っているので、このふぁそらんが、地域をみんなで活性化していくような場所になるといいなと思います」と話している。
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