鹿島アントラーズとクラブパートナー契約を締結 カクイチ2022年5月30日
カクイチ(長野県長野市)は、鹿島アントラーズ・エフ・シーとクラブパートナー契約を締結した。
クラブパートナー契約を締結したカクイチの田中社長(左)と鹿島アントラーズの小泉社長
鹿島アントラーズは2020年2⽉に茨城県⿅嶋市、メルカリと「⿅嶋市における地⽅創⽣事業に関する包括連携協定」を締結。鹿島アントラーズの資源を活用した地域経済の活性化の実現、スマートシティ事業の推進などを通じた地域課題解決を目的に事業を展開している。その一環として、4月にカスタマーリレーション事業を展開するアディッシュプラス(沖縄県那覇市)を鹿嶋市に誘致した。
カクイチは2021年5月に長野県小諸市と「まちづくりの包括連携に関する協定」を締結し、持続可能な社会に向けて、交通事業や農業事業についての事業を進めている。令和3年度には、小諸市内でカートを運行し、4月からは小諸市におけるDX社会実験に参加している。
人口10万人以下の中規模地方都市で地方創生に取り組む両社は、地域を巻き込んだオープンイノベーション、地産地消の地域経済活性化、スマート農業の進展などの考え方に共感し、今回のパートナーシップ契約を締結した。今後は、互いの地域創生事業で得られた知見を活用し、鹿嶋市、小諸市における地域創生事業を活性化をめざす。
契約締結にあたりカクイチの田中離有社長は「鹿島アントラーズが鹿嶋市で進めている地方創生に弊社も共感し、一緒に地方創生の実施していく。弊社が長野県内を中心に進めている地方創生事業にも関係者の知見を活用していくことで、様々な地域における地方創生につながると確信している」とコメント。また、鹿島アントラーズ・エフ・シーの小泉文明社長は「鹿島アントラーズは地域経済の活性化やスマートシティ事業の推進などを通した地域課題解決に取り組んでいる。今回のクラブパートナーシップ契約をきっかけに両社で連携し、地方創生事業をさらに推進していきたい」と話している。
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