銀座育ちの酒米で造った"純米大吟醸酒" 40本限定で発売 白鶴2022年6月6日
白鶴酒造株式会社は6月8日、東京・銀座の支社屋上にある「白鶴銀座天空農園」で育てた酒米"白鶴錦"100%で仕込んだ「白鶴 翔雲 純米大吟醸 銀座天空農園 白鶴錦」40本を、販売店限定で発売する。
「白鶴 翔雲 純米大吟醸 銀座天空農園 白鶴錦」・収穫に笑顔の山田さん
「白鶴銀座天空農園」は、銀座から日本酒文化の情報発信をしようと、2007年に立ち上げたプロジェクトで、東京支社の屋上で自社開発酒米「白鶴錦」を栽培している。当初、大都会のビルの屋上で米の栽培は難しいという声があったが、2008年には田圃を造成。米の品質向上に取り組み、2013年からは白鶴銀座天空農園で収穫した「白鶴錦」のみで仕込んだ商品を限定で販売している。
2021年産「白鶴錦」は、3代目のチームリーダーの山田亜由美さんが初めて作った酒米。シーズンを通して天候不順で、収量が十分に確保できるか心配されたが、無事に籾付きで46kgのお米を収穫することができた。また、今年度も10年連続の2等を獲得した。
収穫した玄米を精米歩合50%まで磨いた後、酒造りが開始。神戸にある同社の蔵で、わずか15キロほどの貴重な白米を、一粒も無駄にしないように細心の注意を払いながら、すべて手作業で仕込み、100リットルの小さなタンクで約2か月かけて醸された。山田さんは「圧搾機から出てきたお酒は非常に華やかで爽やかな味わいで、納得いくものができてほっとしています。米作りから酒造りまで、心を込めて大切に造られた"白鶴 翔雲 純米大吟醸 銀座天空農園 白鶴錦"、是非ご賞味ください」と話している。限定40本で価格は1万円(税別)。IMADEYA GINZA SIX店、銀座三越、小泉商事、松屋銀座本店で販売。
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