廃棄セロリの芯と幼葉を活用「ふぞろいセロリの野菜だし」販売開始 らでぃっしゅぼーや2022年6月7日
⾷品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・⼤地が運営する「らでぃっしゅぼーや」は6月6日、ふぞろい食材を取り扱う「ふぞろいRadish」から、廃棄されるセロリの一部を使った「ふぞろいセロリの野菜だし」の販売を始めた。
野菜だしのスープ・鳥越ネットワーク 鳥越耕輔さん
「ふぞろいセロリの野菜だし」の商品化にあたりレスキューしたのは福岡県北部で約40年前から有機農業に取り組む生産者・鳥越ネットワークで作られた有機セロリの芯と幼葉。大切に育てられた野菜を廃棄するのはもったいないだけでなく、手軽にセロリの芯と幼葉ならではの香りと味わいを食べられるよう汎用性が高い野菜だしを開発した。
フードロス削減の意識の高まりから、野菜くずを使ったスープのレシピが普及しているが、実際に野菜くずのスープを日常的に作るのは手間や時間がかかるもの。「ふぞろいセロリの野菜だし」は、商品そのものがすでにフードロス削減されているため、まるで野菜くずを活用したような感覚で日々の料理に取り入れられる。
主原料はセロリを含めた5種類の国産野菜で、その持ち味を最大限に生かすこだわりの原料で味付けし、素材の風味を引き立てるクリアなうまみを実現。粉末で、スープ以外の料理にも利用できる。「ふぞろいセロリの野菜だし」の風味を生かしたレシピも提案し、フードロス削減に繋げながら、料理の楽しみ方を提案する。
有機栽培セロリ生産者で鳥越ネットワークの鳥越耕輔さんは「丹精こめて育てたセロリを廃棄するのは、生産者にとって残念なことで後ろめたい気持ちがあったので、こういった形でセロリの一部が有効活用されたことは、生産者としてとても嬉しい。ご家庭の食卓で美味しく味わって頂きたい」と話している。
重要な記事
最新の記事
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(1)養豚農家に寄り添い疾病を防ぐ クリニック北日本分室 菅沼彰大さん2025年9月16日
-
【石破首相退陣に思う】戦後80年の歴史認識 最後に示せ 社民党党首 福島みずほ参議院議員2025年9月16日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(6)2025年9月16日
-
国のプロパガンダで新米のスポット取引価格が反落?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年9月16日
-
准組合員問題にどう向き合うか 11月15日に農協研究会開催 参加者を募集2025年9月16日
-
ファミリーマートと共同開発「メイトー×ニッポンエール 大分産和梨」新発売 JA全農2025年9月16日
-
「JA共済アプリ」が国際的デザイン賞「Red Dot Design Award2025」受賞 国内の共済団体・保険会社として初 JA共済連2025年9月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」北海道訓子府町で じゃがいもの新品種「ゆめいころ」を収穫 JAタウン2025年9月16日
-
山形県産「シャインマスカット」品評会出品商品を数量限定で予約販売 JAタウン2025年9月16日
-
公式キャラ「トゥンクトゥンク」が大阪万博「ミャクミャク」と初コラボ商品 国際園芸博覧会協会2025年9月16日
-
世界初 土壌団粒単位の微生物シングルセルゲノム解析に成功 農研機構2025年9月16日
-
「令和7年8月6日からの低気圧と前線による大雨に伴う災害」農業経営収入保険の支払い期限を延長(適用地域追加)NOSAI全国連2025年9月16日
-
農薬出荷数量は1.3%増、農薬出荷金額は3.8%増 2025年農薬年度7月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年9月16日
-
林業の人手不足と腰痛課題解消へ 香川西部森林組合がアシストスーツを導入 イノフィス2025年9月16日
-
農業支援でネイチャーポジティブ サステナブルの成長領域を学ぶウェビナー開催2025年9月16日
-
生活協同組合ユーコープの宅配で無印良品の商品を供給開始 良品計画2025年9月16日
-
九州・沖縄の酪農の魅力を体感「らくのうマルシェ2025」博多で開催2025年9月16日
-
「アフガニスタン地震緊急支援募金」全店舗と宅配サービスで実施 コープデリ2025年9月16日
-
小学生がトラクタ遠隔操縦を体験 北大と共同でスマート農業体験イベント開催へ クボタ2025年9月16日
-
不在時のオートロックも玄関前まで配達「スマート置き配」開始 パルシステム千葉2025年9月16日