官公庁食堂へのオーガニック食材供給サポートを開始 日本オーガニック会議2022年6月7日
日本オーガニック会議は、農林水産省食堂「あふ食堂」へのオーガニック食材供給会社と生産者を公募し、6月1日から食材供給のサポートを開始した。
この食材供給サポートは、「みどりの食料システム戦略」における有機農産物の需要確保の一環で実施。NPO法人全国有機農業推進協議会の働きかけにより、「グリーン購入法に有機農産物を入れること」が2月に閣議決定されたことを受けて、同会議として「みどり戦略」の国会審議などを通じて「農水省の食堂への有機農産物の導入」を提言してきた結果、農水省の依頼を受けて仕入れをコーディネートした。今後は同スキームを使って、他省庁の食堂や各自治体の学校給食など幅広く供給を求める団体への卸業者・生産者の橋渡し役を担っていく予定。
今回の卸業者は、株式会社大治が公募の結果、採択。大田市場を代表するオーガニック食材供給会社として農林水産省へのラストワンマイルの納品を行う。また、生産者の公募に関しても全国の生産者から供給希望が集まり、全国規模で対応ができるリストが完成した。
日本オーガニック会議は、有機農業を核とした持続可能な農業と食を次世代につなぐため、有機農業やオーガニックライフスタイルの普及を進める有志で2021年6月に設立準備会を発足。同12月に全国有機農業推進協議会(全有協)、持続可能な農業を創る会、有機農業参入促進協議会有参協、日本有機農産物協会などの主だった有機農業団体が呼びかけ、生産者・消費者・事業者・環境団体・自治体・行政等の幅広い関係者が集って意見交換や政策提言等、社会の行動変容を喚起するプラットフォームとして設立した。
重要な記事
最新の記事
-
多収米の契約栽培で供給増へ 主食用米全体の安定供給にも寄与 JA全農2025年3月6日
-
貯金保険機構の保険料引き下げへ 有識者検討会に案を提示2025年3月6日
-
春の大玉スイカ出荷本格化 JA鹿本2025年3月6日
-
日本海側中心の大雪被害に早期の支払い JA共済連2025年3月6日
-
ニデック京都タワーに「北山杉」の木製品を寄贈 京都府森林組合連合会と農林中金大阪支店2025年3月6日
-
【人事異動】JA共済連(4月1日付)2025年3月6日
-
次世代の環境配慮型施設園芸の確立へ Carbon Xtract、九州電力、双日九州と実証事業開始 農研機構2025年3月6日
-
バイオスティミュラント新製品「ヒートインパクト」発売決定 ファイトクローム2025年3月6日
-
鳥インフル 米ワイオミング州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年3月6日
-
食用油の紙パックのリサイクルシステム構築 資源ごみとして静岡県裾野市で行政回収開始2025年3月6日
-
食品産業の複合展「FOOD展2025」10月開催 出展申込受付中2025年3月6日
-
果樹の新しい有機リン系殺虫剤「ダイアジノンMC」普及性試験を開始 日本化薬2025年3月6日
-
「オーガニック天平マルシェ」奈良・天平広場で開催 コープ自然派奈良2025年3月6日
-
野菜の機能性・健康効果に特化『野菜健康指導士』資格事業開始2025年3月6日
-
農林水産業専門の人材サービス「農業ジョブ」新機能リリース シンクロ・フード2025年3月6日
-
農薬がどの程度残りうるか 地理的・気候的条件から予測 岐阜大学2025年3月6日
-
農業に特化した就転職オンラインイベント「就農会議」参加者募集 あぐりーん2025年3月6日
-
乳酸菌発酵の力で肉を変える「乳酸菌発酵液」食肉事業者へ販売開始 明治2025年3月6日
-
日本生協連「くらしと生協」春アイテム「sweetweb.jp」で華やかに登場2025年3月6日
-
体験型野菜のテーマパーク「カゴメ野菜生活ファーム富士見」7日から営業2025年3月6日