コロナ禍で2年ぶり 直営農場「パルグリーンファーム」で職員研修を再開 パルシステム千葉2022年6月8日
生活協同組合パルシステム千葉は6月8日、コロナ禍で休止していた直営農場パルグリーンファーム(野田市)での職員研修を再開。農産物の一連の供給作業を通じ、生協の産直を肌で感じ取れる次世代職員を育成する。
研修参加職員による育苗ポットへのトウモロコシ播種
次世代を担う生協職員を育成する研修「パルファーマーズ」は、職員一人ひとりが生産者として農産物の生産に主体的に携わるため、2017年度から実施してきた。コロナ禍を受け、研修参加者の受け入れを休止していたが、6月8日から再開した。
生協の利用者向けに開催している収穫体験会と異なり、参加職員は草取りから収穫した野菜の袋詰めを含む農産物供給の一連の作業に携わる。5月に一足早く行われた新卒職員向け研修では、生産の大変さを実感するとともに、「丹精込めて栽培された野菜を利用者へ届ける使命を強く感じた」という声も上がった。
研修参加職員による草取り
パルグリーンファームは、2012年にパルシステム千葉が農業生産法人として立ち上げ、今年9月で設立10年を迎える。野田市の遊休農地を活用し、職員自身が農業者として農薬や化学肥料に頼らない土づくりによる野菜の栽培にチャレンジしている。
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