地元野菜で商品開発 四天王寺大学と新たな「農福」「産学」連携スタート 幸南食糧2022年6月9日
幸南食糧(大阪府松原市)は、四天王寺大学の宮脇ゼミと「農福連携×産学連携」をテーマに新たな連携をスタート。地元で収穫された野菜などを使った商品の開発を学生ともに取り組む。
同社は2月9日、相互に連携協力し、米や農産物を使った付加価値の高い商品開発などの支援を通じて、学生の学びと地域産業の振興を図ることを目的として四天王寺大学・短期大学部と包括連携協定を締結。このほど、同大人文社会学部国際キャリア学科の宮脇敏哉教授、深見環教授ゼミに所属する30人の学生と新たな連携を始める。「農福連携×産学連携」をテーマに、四天王寺大学、JA大阪南、羽曳野市、幸南食糧が連携し、羽曳野市で栽培された地元野菜を使用した新しい特産品を開発することになった。
四天王寺大学の学生と連携
障がい者の就労機会・生産者の新たな収入・学生の学習機会・地域の活性化を創出する取り組みで、そのスタートとして5月31日に、同社食品開発センターで講義と館内の見学会を行った。地域活性化研究所の橋本太郎所長が商品開発について説明。参加者は、商品の製造工程や実際にこれまで販売された商品を見ることで、これからの商品開発についてのイメージを膨らませた。今後は、商品開発に向け4団体が連携して取り組んでいく。
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