「ウッドデザイン賞2022」応募受付開始 日本ウッドデザイン協会2022年6月21日
日本ウッドデザイン協会は6月20日、新たな顕彰制度として生まれ変わった「ウッドデザイン賞2022」の応募受付を開始。SDGsへの貢献も見据えて、日本の森の木を活かして「木を活かした社会課題の解決」をめざす多様なモノ・コトを表彰するアワードとしてリニューアルした。
政府が掲げる「2050年カーボンニュートラル」やSDGsの達成に向けて、国⼟の約7割を占め、 農⼭村地域が有する豊かな森林資源を活かした「地⽅創⽣」へ、地域材利⽤の重要性が⾼まってる。さらに、コロナ禍において、世界で⽊材需給がひっ迫する「ウッドショック」や、「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における⽊材の利⽤の促進に関する法律」の成⽴などから、地域材利⽤への社会の関⼼が⾼まりを⾒せている。
こうしたなか2021年11月、社会課題の解決を目指す活動を「ウッドデザイン」と定義し、木を積極的に使い社会を変革するために多様な企業・組織・団体等により「一般社団法人日本ウッドデザイン協会」が設立された。これまで7年間で1656作品が受賞している「ウッドデザイン賞」も、第8回を迎える2022年度からは、同協会が主催。木の良さや価値を、デザインの力で再構築することを目的として、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を募集・評価し表彰する。
6月27日には、新しい「ウッドデザイン賞」の概要と応募に関する「オンライン説明会」を開催。また、生活者から募集する「あなたのおすすめウッドデザイン」も6月30日まで募集している。
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