コオロギパウダー使用のクッキーなど「ファミマ!!」38店舗で取り扱い拡大 グリラス2022年6月29日
徳島大学発のベンチャー企業で、食用コオロギの関連商品を開発・販売するグリラスの国産食用コオロギパウダーを使った「C. TRIA クッキー(大判)」と「C. TRIA プロテインバー」が、ファミリーマートで売れ行きが好調。6月28日から、取扱店舗をファミリーマートのストアブランド「ファミマ!!」38店舗に拡大する。
グリラスの自社ブランド「C. TRIA(シートリア)」は、今後発売するラインナップも含め、2023年5月末までに「ブランド商品計10万食の提供」と「47都道府県への販路拡大」を目標としている。
グリラスはこれまでに、サーキュラーフードをコンセプトとしたオリジナルブランド「C. TRIA」で、「2021年日経優秀製品・サービス賞 日経産業新聞賞」を受賞した2種を含む複数の商品を開発。現在は小売向け商品として大判クッキーとプロテインバーをコンビニエンスストアで販売している。
サーキュラーフードは、持続可能な社会の実現へ向けて環境負荷の低減をめざし、食品ロスを主要原料として活用するために開発された新技術を用いて生産された循環型の食材や食品。SDGsの目標12.3の「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食品廃棄物を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品の損失を減少させる。」への寄与が見込める。
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