神奈川県内で初 気候変動のタイムリミット伝える「気候時計」を設置 パルシステム神奈川2022年6月29日
生活協同組合パルシステム神奈川は、気候変動への注意喚起を促すClimate Clock(気候時計)を新横浜本部に県内で初めて設置した。地域社会の環境づくりを担う生協として、脱炭素社会をめざす取り組みを進める。
神奈川県内で初めて設置された「気候時計」
産業革命前からの世界の平均気温の1.5度上昇は、気候変動による猛暑や洪水、農林水産業への悪影響などが人類に深刻な被害を及ぼす臨界点とされている。この1.5℃上昇までに、残された時間をカウントダウンするのがデジタル時計Climate Clock(気候時計)。2020年9月にニューヨークのユニオンスクエアに初めて設置され、英国グラスゴーの時計塔や韓国ソウルなど世界各地に設置されている。国内では気候変動アクティビストの若者グループa(n)actionと株式会社SEAMESが共同で設置プロジェクトを実施。このほどパルシステム神奈川に県内初の気候時計が設置された。
パルシステム神奈川は、「STOP!温暖化『あと4年 未来を守れるのは今』」への署名や、地球温暖化・エネルギー問題などの学習会を通じたくらしの中で実践できるCO2排出量削減の呼びかけなどで気候変動対策に取り組んでいる。今後は、「待ったなし」の気候変動対策を促すツールとして気候時計を講演会や出前授業で紹介するほか、センター施設や各拠点でも活用する。
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