里山の自然を調査 全国市民調査プロジェクトで新しい調査地を募集 日本自然保護協会2022年7月5日
日本自然保護協会は、100年にわたり里山の変化を早期に把握し、生物多様性の保全施策に役立てるため、環境省と共同でモニタリングサイト1000里地調査事務局を運営。同事業において次期(2023~2027年度)の調査に協力する調査地を募集している。
2014年6月に静岡県で行われた鳥類調査講習会
気候変動による自然環境への影響が国内外でも注目される中、モニタリングで自然環境の記録をとり生態系の把握をすることは重要となる。同調査は全国の市民・企業・大学などが主体となり毎年約1300人が参加。得られた全国データからチョウやホタルの急減など、里地生態系の現状を明らかにしてきた。今回、特に調査地が少ない東北や日本海側をはじめ、全国を対象として調査地を募集する。また、7月9日にはオンライン説明会を実施する。
第4期調査サイト 約230サイト(4月時点)
◎オンライン説明会概要
募集期間:7月1日~9月30日
募集対象:特定の里地・里山で「モニタリングサイト 1000 里地調査調査マニュアル」に定められた方法により調査をボランティアで実施できるグループまたは個人
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